私は保証会社で住宅ローンの代位弁済や競売案件の回収業務を担当していました。
その中で数百件以上の相談や問い合わせを受けてきましたが、質問内容には共通点がありました。
今回は、実際によく受けた質問とその回答をご紹介します。
① 本当に一括返済しなければならないのですか?
最も多かった質問です。
法律上は一括返済義務があります。
しかし実際には、すぐに何百万円も支払える方はほとんどいません。
状況によっては分割返済の相談ができるケースもあります。
まずは放置せず連絡を取ることが大切です。
② 保証会社は敵なのですか?
いいえ。
もちろん回収業務を行いますが、保証会社の担当者も人間です。
連絡を取りながら状況を説明していただければ、一緒に解決策を考えられるケースもあります。
③ 家を売れば借金はなくなりますか?
なくなるとは限りません。
売却代金で住宅ローンを完済できなければ借金は残ります。
特に競売の場合は残債が発生するケースも少なくありません。
④ 競売になったらすぐ追い出されますか?
いいえ。
競売開始決定通知が届いても、すぐ退去ではありません。
通常は数か月以上の期間があります。
ただし、放置すると選択肢が減ってしまいます。
⑤ 保証会社からの電話に出ないとどうなりますか?
状況確認ができなくなります。
担当者としては、
- 現在の状況
- 収入状況
- 今後の見通し
を確認したいのです。
電話を無視することで状況が良くなることはほとんどありません。
⑥ 任意売却と競売はどちらが良いのですか?
一般的には任意売却の方が有利なケースが多いです。
理由は、
- 高く売れる可能性がある
- 引越時期を相談できる
- 近隣に知られにくい
からです。
ただし、すべてのケースで任意売却が最適とは限りません。
⑦ 給与を差し押さえられますか?
可能性はあります。
ただし、いきなり差押えになるわけではありません。
通常は、
- 督促
- 交渉
- 訴訟
など一定の手続きを経て進みます。
⑧ 自己破産するしかありませんか?
必ずしもそうではありません。
状況によっては、
- 分割返済
- 債務整理
- 個人再生
などの方法も考えられます。
⑨ 家族に知られてしまいますか?
郵便物や電話などから知られるケースはあります。
そのため、できるだけ早い段階で家族と話し合うことをおすすめします。
実際には家族の協力で解決したケースも多くありました。
⑩ 一番後悔している人はどんな人ですか?
私が見てきた中では、
「もっと早く相談すればよかった」
という方が圧倒的に多かったです。
住宅ローン問題は、
- 滞納初期
- 代位弁済前
- 競売開始前
ほど選択肢があります。
逆に放置すると選択肢は減っていきます。
元保証会社担当者からのメッセージ
私は保証会社勤務時代、多くの方とお話ししてきました。
その中で感じたのは、
「住宅ローン問題は早く相談した人ほど解決しやすい」
ということです。
逆に、
「まだ大丈夫だろう」
と考えているうちに状況が悪化してしまうケースも少なくありませんでした。
一人で悩まず、まずは現状を整理することが大切です。
元銀行員・元保証会社担当者による無料相談
私は銀行で住宅ローン延滞管理業務、保証会社で代位弁済・競売回収業務を担当していました。
住宅ローンの返済や保証会社からの通知でお悩みの方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
メールでのご相談は無料です。
▶ お問い合わせはこちら

